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人事・労務ニュース

過労自殺で会社の責任否定 遺族が敗訴、名古屋地裁(19.1.24)

共同通信によると、携帯電話会社ジェイフォン(現ソフトバンクモバイル)東海支社の社員だった小出堯さん=当時(56)=が過労でうつ病になった後、自殺したのは、同社が健康状態などへの配慮を怠ったためとして、妻の典子さん(59)ら遺族が計約 1億 600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、名古屋地裁は 26日、同社は自殺を予見できなかったとして、請求を棄却した。

遺族側は控訴する。

判決理由で永野圧彦裁判長は「業務量は社会通念の範囲を超える過剰なものではなかった」と述べ、うつ病発症との因果関係を否定。さらに「うつ病になっていることを認識していなかった同社は、自殺を予見できなかった」とした。

訴えによると、堯さんはジェイフォンが開局を目指していた 1995年 7月、過労状態になり、うつ病と診断された。 2002年 12月に別の部署に異動後、同 7日に自宅で自殺した。
遺族側は、深夜までの過重労働でうつ病を発症したのに、労働時間を軽減せず、配置転換で慣れない仕事をさせられ自殺したと主張。会社側は、うつ病と業務の因果関係はないなどと反論していた。

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