
日雇い派遣大手グッドウィルが東京労働局から事業停止処分を受けた問題で、日本人材派遣協会は 23日記者会見し、同社が協会の名誉を棄損したとして「6カ月の資格停止処分」にすると発表した。資格停止は除名に次ぐ重い処分で、昨年8月に事業停止処分となったフルキャストに次いで2社目。日雇い派遣労働者への不当な給与天引きなどが横行しているとの批判に対しては、「そんなことをやっているのはごく一部の企業」(松田雄一専務理事)と弁明した。
グッドウィルの違反の原因については、急激な事業拡大に内部育成が付いていけなかったため、などと分析。日雇い派遣への規制強化策として厚生労働省が示した指針案に対しては、同協会は原則反対しない方針を示した。
一方、今春闘で連合が課題の一つに掲げる派遣の賃上げについては「派遣先との関係もあり、派遣会社の立場は弱い」と慎重な立場を示した。(時事通信)